松戸を、ママが子育てしやすい街にしたい!

松戸を、ママが子育てしやすい街にしたい!

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★柏、我孫子、松戸、流山、野田の東葛5市で、街を盛り上げ、支えている、“街の仕掛け人”を紹介します

File 21まつどでつながるプロジェクト 運営代表
山田美和さん

 「まつどでつながるプロジェクト」が、2019年秋に始動しました。運営協議会の運営代表で、主幹事団体MamaCanの理事長でもある山田美和さんに、活動内容や思いを聞いてきました。

「『まつどでつながるプロジェクト』を立ち上げたきっかけは、2016年に実施した市内実態調査で、虐待や産後うつなどが起こる要因に、“子育ての孤立”が浮かび上がったことから始まりました。どんなに良い制度や支援があっても、活用されなければ意味がありません。子育ての孤立を防ぐには、行政やNPO法人、企業…と単体で働きかけるのではなく、地域全体でサポートする必要性を感じました。
私自身も仕事を辞めて子育てに専念している時には、家と実家、スーパーの行き来だけになって、とても苦しい時期がありました。『子どもを連れて社会とつながる機会をつくりたい!』『キャリアを活かせる場がほしい…』という思いで、2013年にママ友とMamaCanを発足。7年経った今では会員が約2000人にまで増え、イベントやセミナーの開催などを行っています。
『まつどでつながるプロジェクト』は、私たち『MamaCan』と、『まつどNPO協議会』『さんま』の3つのNPO法人を中心に、企業や行政、賛同団体と多くの人の協力で運営しています。まず取り組んだのは、行政・民間の子育て情報を一元化したWebサイトの開設。そしてコロナ禍の影響を踏まえ、春にはLINE相談を、8月にはオンライン学童を始めました。現在は、出産祝いを先輩ママが届ける『ウエルカムベビープロジェクト』をはじめ、7つの事業が進行中。情報を広く伝えることとともに、子育ての早い段階からママが地域とつながれる仕組みをつくり、切れ目のない支援を目指しています。
現在2つの団体を運営していますが、大切にしているのは、ママたちと1対1で会う時間。彼女たちと喜びや悩みを共有することが、活動のモチベーションにつながっています。今後はキャリア支援に力を入れて、社会とママをつなげていきたい。ママの笑顔が増えれば、子どもの笑顔も増えると信じています」

PROFILE
松戸出身。まつどでつながるプロジェクト運営協議会の運営代表、NPO法人MamaCanの理事長、国家資格 キャリアコンサルタント。出産を機にブライダル業界を退職。2013年にMamaCanを発足、2016年にNPO法人化。3人の男の子のママ

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  • かしわ1124

    2021年11月24日 15時08分

    あかさたな

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