【北摂エリア】まちっとがピックアップした「豊中のお店」7選

【北摂エリア】まちっとがピックアップした「豊中のお店」7選

今回は、北摂エリアのまちっとの記事からピックアップした豊中のお店を7つ選んで紹介します。

あなたのお気に入りが見つかるかも!?

【豊中】クレープの中に濃厚プリン!が味わえる「ノアズクレープリー」

<豊中発>こんにちは!北摂地域特派員のM子の食いしん坊です。本店のNoah's ark(ノアズアーク)さんの看板商品「庄内プリン」を使ったクレープを、庄内西町「三丁目広場」内の「ノアズクレープリー」さんで食べられると情報をキャッチ!クレープ好きのM子にとって、前回食べた庄内プリン×クレープの組み合わせに、食いしん坊のM子の胃袋がキュン♪キュン♪発動です! オシャレで可愛い雰囲気のお店庄内西町「三丁目広場」の同じフロアには、ちょい呑みやお食事を楽しめるお店がいくつかあり、楽しそうな雰囲気。スイーツ好きの女性はもちろんの事、ここでご飯を食べてから、甘いものを食べられるお客さんも多いそうです。店長さんこだわりのバルーンをイメージした照明です。なんだか飴細工みたいでオシャレ!ちょっとしたイートインスペースもあります。4種類のクレープがあり、全部おいしそう(笑)! 大本命は「庄内プリンブリュレクレープ」 大本命の「庄内プリンブリュレクレープ」680円と「旬のフルーツをふんだんに使用したクレープ」720円と「バナナジュース」400円を注文。以前本店で「庄内プリン」を頂きましたが、とろ~り濃厚でめちゃウマだったので、そのプリンを使ってのクレープなら間違いなく美味しいだろうな~と、カウンターの前で商品の出来上がりを待っていると。な・な・なんと!!!ファイヤー!!!庄内プリンをバーナーで炙ってキャラメリゼにしています。 目の前で仕上げるライプ感もおいしさのうちですね! 最後まで飽きのこない抜群の美味しさ!「庄内プリンブリュレクレープ」は、程よい苦味とパリパリ食感のキャラメリゼ。濃厚な庄内プリンと生クリームとバニラアイスとキャラメルソースが入っていて、この組み合わせ最強にメチャウマ!!そして甘ったるくない!クレープの生地もモチモチ食感でこれまた最高!最後の一口まで飽きのこない美味しさでした!「旬のフルーツをふんだんに使用したクレープ」は、苺が乗ってクリスマス仕様ぽく、見た目華やか~!そして中にも苺がたくさん入っていて、庄内プリンと生クリームの味も相まって美味しい~!「バナナジュース」は、エクアドル産のプレミアムバナナのみ使用。砂糖なしでもとっても甘くて飲みやすい!素材は牛乳と氷とバナナのみとのこと。冬場でも美味しく飲めます。クレープとバナナジュースの組み合わせで注文されるお客様も多いそうです。ぜひ訪れてご賞味ください。 ノアズクレープリー 住所:豊中市庄内西町3丁目7-1 三丁目広場内 TEL:06-7508-6706 営業時間:10:30〜18:30 定休日:毎週水曜日 ノアズクレープリー(インスタグラム):https://www.instagram.com/noahsark_creperie?utm_source=qr(リビング北摂Web特派員:M子の食いしん坊)オリジナルサイトで読む

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【豊中】あの飴も熱中飴も井関食品でした。井関優社長に聞いた飴作りのこと

〈プロフィル〉井関 優さん 井関食品代表取締役社長。1962年、豊中市出身、豊中育ち。大学卒業後、ダイワハウス工業で営業に携わる。退職後、1989年に井関食品に入社、2010年から現職。血液型はO型。飴(あめ)菓子の製造を行う、大阪・豊中市の「井関食品」。砂糖と水飴を銅製の鍋で炊いて作った飴は、高品質な商品を扱うスーパーマーケットにも並びます。愛される"飴づくり"について、代表取締役社長の井関優さんに話を聞きました。 ─ 井関食品は、1945年(昭和20年)にお菓子問屋として開業し、その後、問屋からお菓子を製造する側になりました。 祖父が開業し、父が引き継いだときも、しばらくは問屋をしていましたが、"お菓子問屋の先は長くない"と判断し、せんべい屋さんに業態変更しました。僕が入社したときは(1989年)、おせんべいを作る傍ら、カステラ、おこし、夏は棒ジュースも作っていました。飴もちょっとだけ作っていましたね。でも、せんべいメーカーと言えるほどの規模じゃなかったんです。そんな中、唯一量産できたのが飴。父は何を思ったのか、「これで売れまくるで」って、飴を個装できる機械を買ってきて。"作れば売れる"という発想ですが、そんなに甘くはない(苦笑)。そこから飴菓子の専業になりました。 ─ 銅製の鍋で原材料を炊く、昔ながらの飴作りが特徴です。 当時うちの設備は古かったので、その設備だからこそ作れる飴を全面に押し出してやってきました。お鍋で炊くと、プリンのカラメルのような香ばしい風味が出ます。これが飴のうま味。あとは、飴に入れるピーナツやハチミツといった素材の味が一番生きるように気をつけています。商品によって砂糖と水分量の割合や、仕上げる温度も変わります。抹茶はちょっと温度が低め、レンコンは高めという感じ。あと、余計なものは入れたくない。抹茶飴も原材料は砂糖と水あめと抹茶だけ、香料は使っていません。 ¶無名の会社だからこそ、他にない商品を─ シックなパッケージののど飴から、ピスタチオやマヌカハニーを使ったトレンド性のあるものまで商品は多彩です。飴作りが専業になった30年ほど前は、製法や原料にこだわった飴はありませんでした。無名の飴会社だったので、いいものを作ろうとできたのが、千葉県産のピーナッツや丹波産の大豆をたっぷり使った飴。原価率を考えていたら、作れないような商品ばかりです。もう"他はやらなくても、うちはやる"という執念に近い(笑)。商品は、いかりスーパーさん、成城石井さんでも置いてもらっています。たくさん売ろうと思わなかったのですが、売れる商品も出てきました。このレンコンや大根ののど飴は、神社の参道で売り出し始めた商品ですね。▲だいこん入 かりんのど飴(左)、れんこん入 せきのど飴(右)は各230円(メーカー希望小売価格・税別)大根やレンコンを使った飴は、昔より味がマイルドになりました。大根には独特の強い香りがあり、大根の飴を炊いたら、工場中がその匂いに包まれたものです。今は、品種改良のせいか大根も食べやすくなり、飴の味も薄くなりました。工場のにおいも、昔ほどではないですね。野菜は毎年、出来が違うので、飴も年によって味が変わります。 ¶新商品は雑談の"面白い"から誕生 ─ 新商品はどのように生まれるのでしょうか。「ピスタチオメープル」や「マヌカハニーのど飴」は、マドモアゼル・イセキシリーズといって、小売店のバイヤーの意見を聞いて作るシリーズです。今のイチオシはピスタチオメープル。おいしいんですよ、めっちゃ好評です。▲ピスタチオメープルキャンディ(左・メーカー希望小売価格350円)、マヌカハニー のど飴(右・同300円)。価格はいずれも税別新商品は開発するというより、雑談の中からできる感じです。「面白い」と思ったら、手鍋で試作しちゃう。「石垣島 塩の飴」という塩飴がありますが、これは「おいしい塩飴がほしい。井関さんのところで作れない?」というバイヤーの声から生まれました。当時も塩飴はあったのですが、塩辛くて…。うちの塩飴は、塩の味はマイルドで、塩が飴の味を引き立たせる商品になりました。この塩飴を手に取った建築会社の方から、「職人が食べる塩飴を作ってほしい」という話が持ち込まれました。夏は熱中症対策として現場に塩と水を置いていても塩をなめてくれない、もっと楽しく塩を取れないか、という相談でした。そこで誕生したのが「熱中飴」です。世の中で熱中症対策の声が上がるより前の話です。▲熱中飴(メーカー希望小売価格280円・税別)塩だけ多くしてもおいしくない。そこで、酸を加えてスポーツドリンクのような味をイメージしました。現場の人に何度か試作品を食べてもらいましたが、「塩味が足らん」と言われるんです。「この10倍入れてください」って。それならと、塩を追加したらちょうどよかった(笑)。 ¶実直な飴作りを続けることは使命 ─ 豊中生まれ、豊中育ちです。豊中の人たちの間では出身中学が話題になりやすいとか。服部天神駅近くの出身で、第四中学校の卒業です。豊中で好きな場所と言われたら、会社が最寄りの庄内より服部かな。家内も豊中出身ですが、阪急沿線から少し離れているので、"庄内も服部も同じ"と言いますけれどね(笑)。─ この先、飴作りで目指すことは?種類を出せばいいとは思っていません。気に入った、いいものだけをラインアップとして揃えていきたい。これからの時代を生き残るために、2009年に稼働した工房は衛生管理の設備を充実させ、製造時にはハサップ(※)を導入しました。自動化した部分もありますが、もう、こんな古い製法で飴作りをしているところは少ないと思います。そのうち、砂糖と水あめと抹茶だけで作った飴なんて、なくなるかもしれません。ちょっとおこがましいですが、昔ながらの手造り飴を作り続けることは、うちの使命だと思っています。※ハサップ=HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)。食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保する衛生管理の手法。厚生労働省のHPから引用 井関食品 住所:豊中市豊南町南6-2-21 TEL:06-6333-9408 https://ameiseki.jp/ オリジナルサイトで読む

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ご飯と味噌汁おかわり自由!豊中・せんちゅうパル内の「酒房 明石八」のランチが神コスパ

<豊中発>ある日曜日、千里文化センターコラボでの用を終え、モノレールで帰ろうとせんちゅうパルの中を歩いていると、遠くに『税込500円 からあげ定食』と書いた赤提灯が。お腹ペコペコの私は足早にお店の前へ行くと『ごはん・みそ汁おかわり自由』とのこと!“お得に贅沢!”をモットーしている私にとって、ピッタリのお店(笑)。 ランチ営業もされている居酒屋「酒房 明石八」さんで、お得にランチを頂くことにしました!店内は既にビジネスマンや学生・家族連れで賑わっていましたが、気さくな店員さんが「いらっしゃい!奥にカウンターもあるから好きなとこどうぞ〜」と声かけてくださいました。早速メニュー表を眺めると、からあげ定食以外にも、ご飯と味噌汁おかわり自由な定食が沢山!その殆どが540円という神コスパ。どれも食欲そそられるものばかりでしたが、最近お魚不足の私は「さば塩焼定食(540円)」を注文。ちなみに、「名物とりから定食」「チキンカツ定食」は税込500円。ワンコインランチが叶っちゃいますね!肉厚な「海老フライ定食(650円)」も食欲そそられました。今度食べに行きたいと思います! これぞ、コスパ最強ランチ!学生さんの行きつけにも ランチ時で非常に混んでいましたが、ホールのスタッフさんと厨房のスタッフさんの連携がとても良い印象で、席に着いてから10分待たずしてお料理が届きました。メインのさば塩焼はもちろんのこと、大きなメンチカツにも期待大!しかも、筑前煮・ひじきの煮物・冷奴・漬物と副菜も盛り沢山。安いだけでなく栄養バランスも良く、これぞコスパ最強ランチです!皮はパリッと身はふっくらな「さば塩焼」も、お店の名物メニューというサクサク「黒毛和牛メンチカツ」も最高でした。しっかりおかわりもして満腹な私は、お腹を休めようと少し休憩。気づけばカウンター席には、私同様ひとりで来ている方がずらり。お造りやおでんと共にお酒を嗜んでいる方、入店後すぐに「とりから定食で!」と注文される方、店員さんと仲良く話されている方など常連さんらしき方々が沢山いらっしゃいました。私があまりにキョロキョロしているものだから、隣の席に座っていた方に「このお店、初めてですか?」と声をかけられました(笑)。「僕は大学が近いんでよく来ます。学食よりここのランチの方が安くて美味しいんで!」と、学生の常連さんでした。 私も学生の頃にこのお店に出会っていたら、行きつけのお店になっていたと思います♪お客さんやお店の雰囲気から、このお店はきっと昔から地域に愛されているんだろうな〜と感じました。お腹も休まり今度は甘いものが食べたくなって注文した「男前アイス(198円)」。濃厚ミルクアイスにかかった、たっぷりの黒蜜ときなこ。その気前の良さに「男前」を感じました(笑) 「1000円ぽっきり」サービスセットもおすすめ! 定食以外にも美味しそうなメニューが壁一面に掲示されており、満腹なのにまだ目移りしちゃうほど。その中でも私の目を引いたのは「1000円ぽっきりサービスセット」。「生中orハイボール(2杯)」+「かつおたたき」+「名物コロッケ(2個)」+「本日の前菜」の4点セットで、なんと税込1000円!お仕事帰りの一杯に、友人との乾杯に、自分へのご褒美にと、何回でも来たくなってしまいますね。私も今度は家族や友人と一緒に来て、ご馳走でいっぱいのテーブルを囲んでみんなで乾杯したいと思います!店員さんの掛け声が、本店ならではの魅力! 「酒房 明石八」さんは千里中央店を本店とし、十三店・天満店があるようですが、私は千里中央店の活気ある雰囲気が本店ならではの魅力ではないかと思います!常連さんとの会話を楽しむ気さくな店員さん、厨房スタッフとの連携バッチリなベテラン店員さん、そして私が一番印象的だったのは注文が入る度に聞こえる「はいよ〜!分かったよ〜!」という掛け声。高齢の女性店員さんが毎回欠かさず明るい声で返事されていて、注文するこっちまで明るい気分になりました。ここに来れば、安くて美味しいお料理とお店の雰囲気で元気がチャージされること間違いなしです!千里中央駅やせんちゅうパルに行かれた際は是非、赤提灯の「明石八」さんを訪れてみてください。一度行ったら通いたくなっちゃいますよ! 酒房 明石八 千里中央本店 住所:豊中市新千里東町1-3-2、せんちゅうパル地下1階(北大阪急行千里中央駅南改札口すぐ) TEL:06-6831-2531 営業時間:11:30〜23:00(LO22:30) 定休日:無し (リビング北摂Web特派員:Annie(アニー)) オリジナルサイトで読む

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【豊中】人気店「野乃鳥」「のら」がコラボ!2店の代表が語る食の可能性とは

 焼き鳥専門店・野乃鳥が運営する「炭焼きビストリッシュ」(豊中市)が、2月8日のリニューアルを機に、こだわり野菜を販売する「のら」とコラボ。野菜を中心にこだわりの食品を常設販売するマルシェ併設の店舗に生まれ変わりました。タッグを組んだ2店の代表、野乃鳥 代表取締役の野網厚詞さん、のら 代表取締役の河村賢造さんに話を聞きました。 ▲野乃鳥 代表取締役 野網厚詞さん(写真左)、のら 代表取締役 河村賢造さん(写真右) 炭焼きビストリッシュ×野菜ソムリエの店のら(豊中市玉井町1-9-3)の外観- コラボのきっかけは?【河村さん】 以前、のらの店舗は千里中央にありました。セルシーの閉館などで街の様子が変わっていく中、移転先を探していたんです。そのタイミングで、野網さんにビストリッシュのリニューアルの話を伺い「ぜひ、一緒に新しい挑戦を」と、産直の食材にこだわる2店が力を合わせ、新店舗を構えることに。リニューアルしたビストリッシュの入り口周辺にマルシェコーナーを設置し、野菜を中心にみそや納豆、ドレッシングなどの加工品、北摂産をはじめとする全国の産直品を販売しています。▲商品のポップには、生産者の写真や商品説明を記載。淡路島産の「味こがねかぶ」などめずらしい野菜も▲塩だけで漬けた白梅や、しそと漬けたしそ梅など。梅は和歌山県南部産、添加物を使わない昔ながらの製法で、生産者自らが漬けています ¶食べる体験することで野菜への興味がアップ - 新鮮な産直野菜が並ぶ空間でいただく食事。コラボによる相乗効果もありそうですね【河村さん】料理を食べることで、野菜に興味がわき、買ってもらえる。生産者のエピソードや野菜が持つストーリーなどを、食べる体験を通して伝えられるのが、この業態の良さですね。今回のリニューアルを機に、ランチで提供することになったサラダビュッフェ  は、めずらしい野菜を日替わりで並べています。私やスタッフも交代で店に立ちますが、おいしいという声とともに、料理法などを聞かれることも。販売だけだった以前の店舗では、得られなかったうれしい体験です。▲熊本産の塩キャベツや徳島県の紅くるり大根など、どれも味が濃くて、歯ごたえがしっかりー 新しい業態への挑戦。食を通じての地域とのつながりを教えてください【野網さん】“おいしいランチがお得”だけではない、料理や食材を通しての提案や、人と人とのつながりを伝えるのが今回のコラボの目的。レストラン×マルシェという新しい業態に挑戦したのも、そのためです。ここを、全国の生産者や食材と、北摂の皆さんをつなぐ地域拠点のような場所に育てたいと考えています。今後は、地域の人に参加してもらえるような料理教室や、生産者を招いての講座など予定しています。ハーブ塩の作り方のレクチャーや鶏肉の解体体験など、イメージをふくらませていますのでお楽しみに。 ▲サラダビュッフェ(45分)付きのランチセットは1000円~(税別)。播州百日どりの煮込みハンバーグ(1200円・税別)は、朝挽きのとり肉のぷりぷり感と旨みがギュッ。こちらも「のら」の野菜とともに提供  ¶北摂の人と築いた信頼と温かさ ー 北摂で地域に向けて食通じての交流を目指す二人にとっての北摂の印象は?【野網さん】都心や全国へのアクセスが便利で、住みやすく、安心安全なまち。人も上品な印象ですね。【河村さん】人が穏やか。以前、状態の良くない野菜を販売してしまった時に、お客さんから遠慮がちにいただいた「クレームじゃないの、のらさんがいい野菜を売り続けてもらえるようにお伝えしてるの」との言葉。愛情と温かさを感じました。ー 北摂で好きな場所はどこですか?【野網さん】万博記念公園の日本庭園です。娘の成人式の写真もここ、私がカメラマンになりました。手入れもきちんとされていて、和を感じる良い空間です。【河村さん】同じく万博記念公園。「太陽の塔」を手がけた岡本太郎さんと誕生日が同じ日なので、勝手に親近感を感じています。結婚式もこちらの迎賓館で挙げたほどの万博好きです。 ─ リビング北摂では、「HOKUSETSUしあわせ2.0」を掲げています。二人にとっての”しあわせ”とは?【野網さん】信頼関係を大切にしているので、顧客、家族、スタッフ、もちろん河村さんとも、長いお付き合いが続けられている今がしあわせです。【河村さん】お客さんから「のらさんの野菜を食べて、子どもの野菜嫌いが治った」との言葉をいただいたときは、うれしかったですね。また、本物の素材に触れた時も。とある農家さんのプチベール(葉野菜)を食べた時、卒倒するかと思うほどの、甘さとおいしさを体験。野菜を扱う人間として、何物にも代えがたい幸福感を味わいました。ここを拠点に、地元企業や生産者とのコラボ商品の開発や情報発信、地域交流もしていきたいと、夢を語る二人。"最強の組み合わせ"が生み出す北摂の新しい食の形を楽しみにしています。 <Profile> 野乃鳥 代表取締役 野網厚詞さん(写真左) 大阪市出身、豊中市在住。大阪工業大学卒業後、25歳で焼き鳥専門店・野乃鳥(池田市)を開業。北摂を中心に鳥料理がメインメニューの飲食店を11店舗展開。ゴルフとおいしいものを食べることが実益を兼ねた趣味のら 代表取締役 河村賢造さん(写真右) 大阪市出身、在住。滋賀県立大学卒業後、サラヤ(本社・大阪市)に入社。退職後、日本野菜ソムリエ協会などを経て、2007年に野菜ソムリエの店のら(豊中市)を開業。子どもと出かけるライブや映画がもっかの楽しみ炭焼きビストリッシュ×野菜ソムリエの店のら 住所=豊中市玉井町1-9-3 営業時間= 11:30〜14:00LO、17:30〜23:30、22:30LO。※野菜の購入は、営業時間中であれば可能 定休日=火曜 電話=06-6858-7341 オリジナルサイトで読む

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【豊中】故郷の青パパイヤを大阪でドレッシングに。音大生から会社員、そして起業のストーリー

<Profile> 三村三枝子(みむら みえこ)さん 株式会社福阪道(ふくはんどう)代表取締役。広島県尾道市出身。大阪音楽大学を卒業後、一般企業での勤務を経て2014年にドレッシングをはじめとする調味料を製造・販売する福阪道を設立。血液型はO型。- ドレッシングをはじめとする調味料を製造・販売する「福阪道」を立ち上げたきっかけを教えてください。大阪音楽大学を卒業後、ソフトウェア開発の会社に就職し、プログラマーを12年、経理を12年担当しました。音楽大学を出ても、音楽を職業にできる人は本当にごくわずか。学校で音楽の先生になるにも、枠がありませんでした。音楽とは畑違いの業界に就職したので、苦労しました。パソコンのキーボード操作は、ピアノの鍵盤と同じだと思っていたら全然違いましたし(笑)。働き続ける中で、東日本大震災の翌年くらいに"自分で何かしてみたい!"という思いが強くなり、起業しました。会社員時代に経理もしていたので、今、自分の会社で経理もできます。企業の際には、勤めていた会社の役員から"どうしてもダメなら戻っておいで"と言ってもらえたことは、感謝してもしきれません。- 音楽大学からソフトウェア開発の会社に就職されたのも驚きですが、起業の際、なぜ調味料を扱おうと思ったのですか?ドレッシングが必要なとき、母が食べる分だけ作ってくれる姿を見て育ったので、ドレッシングは家で作るものだと思っていました。うちのメイン商品に、にんにく醤油(しょうゆ)を使ったものがありますが、もともと、にんにく醤油は自宅で作っていたんです。それを知っている周囲の勧めもあって、ドレッシングなど調味料を作る会社を設立しました。ラベルは創業時から変わりましたが、中身は販売当初から変わっていないんですよ。- 会社は、母校である大阪音楽大学のすぐ近くですね。新大阪でも物件を探していましたが、なかなかなくて。それなら庄内に戻ってこようと不動産屋さんに探してもらいました。広い庄内で、大学の近くになったのは本当に偶然です。庄内の平均年齢は高いですが、若い人がしっかり支えているエリア。フレンドリーな人が多く、地域の方に応援していただけるのが、本当にありがたいです。商品は、道の駅や高速道路のサービスエリアで扱ってもらっていますが、庄内の地域行事と、SAでの仕事が忙しい時季が重なり、行事のお手伝いができません。今回、豊中市のふるさと納税の返礼品に採択されたので、少しでも地域PRのお役に立てればと、思っています。▲豊中市のふるさと納税の返礼品は、写真の"玉ねぎシリーズ"から、にんにく醤油、ドレッシング、ポン酢の3本セット 庄内の温かい雰囲気と便利な立地がお気に入り - 商品にある尾道パパイヤシリーズは、旅行情報誌で取り上げられて、人気に火が付きました。尾道でパパイヤがとれるのが意外です。起業して1年ほどたったとき、尾道で青パパイヤの栽培が本格化。尾道の「道の駅クロスロードみつぎ」の駅長さんから、"何かできないか"という話がありました。そこで、ドレッシングとして加工品を開発。故郷への貢献にも力を入れています。使っているパパイヤは、フルーツで食べるものより大きな青パパイヤ。これを未成熟の状態でカットして使います。コリコリした食感で、クセはありません。玉ねぎのやわらかな甘みとマッチした、ドレッシングやポン酢が出来上がりました。▲ラグビーボールほどもある尾道産の青パパイヤ。「これで中くらいのサイズです」と三村さん。写真左側のボトルが"パパイヤシリーズ"- 青パパイヤは、加工されたものが尾道から届くのではないのですね。はい、丸ごと届きます。皮をピーラーでむいて、種を取り、白い部分だけ使います。原料になる野菜のカットから、調味料の調合、瓶詰め、ラベル貼りまで、すべて手作業で行っています。- 故郷の尾道を離れて、北摂での生活も長いかと思います。北摂で好きなところはありますか?先ほどの話と重なりますが、庄内は町の人が温かくて、大阪や新大阪に出るのに便利なところが気に入っています。岡町(豊中市)の商工会議所や、池田の法務局に行きますが、都会だけれど、昔ながらの雰囲気が残っていているのもいいですね。私は尾道の商店街の出身ですが、どこか似ているのかもしれません。- 三村さんにとって、しあわせとは何でしょう?一人でも多くの人を笑顔にすること。商品を買って"おいしいね"と言ってくださる家が一つでもあると、うれしいですね。周囲を笑顔にすることで、しあわせは循環すると思っています。 福阪道 住所:豊中市庄内幸町1-1-10 TEL:06-4867-3873 http://fukuhando.co.jp/ 商品の購入はHPのネットショップのほか、会社で直接販売(出張で不在があるため事前に連絡を) オリジナルサイトで読む

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